しづ心なくインターネット

おポエム申し上げます

1707タイ(7/15 バンコク)

起きて、とりあえずワットプラケオなどに行きましょうということになった。
トゥクトゥクを所望しましたが、トゥクトゥクは観光地の人力車みたいなもので、タクシーよりも割高らしいです。
大人しくタクシーに乗って連れて行ってもらう。
王宮付近はテロ対策などでがっちり警備されていて、エリアに入るのにIDが必要でした。パスポート持ち歩かないので、ためしに日本の免許出したらOKだった。
ワットプラケオまでは10分くらい歩く。タイの人、あと大陸系の人がとてものんびりペースなので、せっかちな国から来た日本人ふたりはイライラしてしまった。よくないことです。

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[街中こんな感じ]

前国王が亡くなって一年未満と言うことで、本当にいろいろなところに弔意バナーが掲示されていたり、アナウンサーの衣装がことごとく黒ベースだったりしてすごいな~と思ったのですが、王宮まわりでは喪服を身につけた現地の方が大人から子どもまでたくさん見えました。
ワットプラケオまわり、到着しても長い列ができていて、日陰もなく、チケットを買いそびれて列に並び、もぎりで戻された時点で私が限界を迎え「やめましょう……」と呟いてしまったため離脱。タクシーに乗り王宮を去る。
私はあまりにも観光への意欲が低く、快適な日差しと気温でインターネットができる場所が大好きなのですが、あげものさんも観光にそんなに比重を置いていないか、見たかったらひとりで行くよと言ってくれるタイプなのでとてもありがたいです。
暑くて何も考えられなかったので写真はありません。

渋滞の中サイアムへ戻り、マンゴタンゴというお店でマンゴープリンを食べる。
私はマンゴーへの執着薄めなので、なるほど、マンゴーだな、と思いました。でも柔らかくて甘くてよく熟れていた。
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[お店の中、マンゴーの匂いがする]

BTSに乗って移動、タイ料理のオープンクラスに参加。1000バーツ。
まずは市場で使う食材の説明を受けます。暑い季節なので野菜のみ買う。いろいろなハーブとかしょうがを使い分けるんだよ~という説明を受けながら嗅がせてもらった。
作ったのはトムヤムクンパッタイグリーンカレー、生春巻きで、あと先生が作ってくれたカオニャオマムアン(ココナツミルクで炊いたお米とマンゴーのデザート)がつきます。
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[青空クッキング]

食材を刻んだりすり潰したり、ポイントだけ体験させてもらえて楽しかった。あと何を使ってるか見えるので、うちで作るときに材料の要点を絞りやすい。
グリーンカレーペーストを作ってるとき「大体これで2週間分」て言われたのがやたらツボって、そのあとなにかにつけて「これで2週間分」と言って遊んだ。
辛いの苦手でも、作るときにチリの量を自分で調節できるので安心でした。
担当の先生の英語がとても聞き取りやすかったです。最後に日本語レシピもくれた。
撮ってもらった写真を見たあげものさんが「私たち仲良しみたいに見えるね」と言ったので「仲……よくなかったですかね!?」とショックを受けた。ふたりで旅行するの三度目だし、香港では同じブレスレットまで買ったのに……

料理教室まわりはローカルな雰囲気でしたが、駅前のディーン&デルーカが入っているビルのトイレがピカピカで心安らかになった。
ドラッグストアで買いものをして、マリオットのルーフトップバーへ。
入った時間帯もよかったのか予約なしで席も確保できて、ハッピーアワーでドリンク半額になり、気分がよくなる。
ほかのホテルバーよりカジュアルめでにぎやかな感じらしいです。
暮れ行くバンコクの街を見ながら「やれやれ、東の護りが破られたか……」「やっぱりあいつらには任せてられないってわけね」などの妄言を楽しみ、あ~雲が出てきましたね~とか言ってたらドバドバにスコールが来た。

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[これが世界の選択か]

屋内に避難したものの、傘もないしどうするかということになり、ホテル内のカフェでお茶して待つことに。
雨の時間のタクシーは混むしメーターを使ってもらいにくいらしいです。
ロビーあたりのメインラウンジもいい感じでしたが、端っこのほうにあるチョコレートカフェはひとけがなく、静かで最高。
ここでもハッピーアワーでケーキが半額で、生クリームもケーキも甘すぎずしっとりで、大きなソファに座って雨がやむまでだらだらする。
あまりに快適で罰当たりだった。

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[写りこむ紙スタンド]

マッサージを受けようと思って移動したら、一軒目は予約でいっぱいだったのでもうひとつ目星をつけていたワットポーマッサージスクールへ。
足の角質とり30分とマッサージ90分で560バーツ。
バキバキのタイ古式マッサージかなと思って警戒していましたが、まったくそんなことはなくリラクゼーション系だったので、あげものさんが痛がる声が隣のブースからもれ聞こえてくるのをよそに半分寝ながら揉みしだかれ、「オワリ」と言われて正気に返る。
足の裏がどんより疲れていたのがきれいに消し飛んだ。36番の人でした。
電車に乗りかけたものの、もうだめだタクシーに乗ろうとどちらからともなく言い合って、タクシーで帰る。大人サイコ~