しづ心なくインターネット

おポエム申し上げます

1901アメリカ(01/04 ニューヨーク)

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[基本どう食べても崩れる]
前日のリベンジSarabeth's。ドアが異常に重かった。
リコッタチーズパンケーキとエッグベネディクトを分け合って、フォーフラワージュースを飲む。フォーフラワージュースは中毒性が高い。たぶん何かいけないものが入ってると囁きあう。
思うんですけど、ニューヨークの有名朝ごはん店ってもはや大体日本上陸してるし、日本で食べる方が安かったりする。本場代ですね。

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[さん付け]
トレーダージョーズではランボー怒りのレモンペッパー5本買い。おみやげにいいです。私は焼きキャベツにかけて食べるのが好き。

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[アメリカ人はポップアートがお好き]
ホイットニー美術館であげものさんに解説を求めて回る。途中でスクールトリップの一団に混ざって話を聞いてみたりして。
ハドソン川沿いに建物があるので、暖かい季節に来たらテラスから景色も楽しめそう。対岸のジャージーシティがよく見えます。
ウォーホル行く前でお腹いっぱいになってしまい、ウォーホルは妙にてきぱき流してしまった。
現代アート、わかるわからないに関わらず、つっこみを入れやすいのでまだとっつきやすい。
古典絵画、「なるほどー」「絵うまー」で流してしまいがちなので……あげものさんが巨匠とされる画家のことを「神絵師」って言うのに逐一笑ってしまった。

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[デコレーションの概念が荒い]
アメリカといえばパイ。美術館の隣にあるバビーズで激甘いキーライムパイを食べる。ちなみにここも日本にあります。東京にいたらわざわざ海外行かなくていい説あるな。
フィリングがカスタード状なので逃げ場がなく、腰が抜けそうになった。
甘いものの量が食べられなくなったら老いている証拠らしいですが、それにしても力強いですよこれは。
最後は気合いで完食。生クリームの甘さが控えめなのが救い。
そしてパイといえばミュージカル「ウェイトレス」。今回の旅行は街歩きがテーマだったので、ブロードウェイの予定は入れなかったのですが、原作映画が好きなので行けばよかったかな~と思っています。また今度ね。

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[ジャーンジャーン]
時差ぼけと冷え疲れで朦朧としながらもチェルシーマーケットを再訪。
お目当ては新鮮なシーフードがいただけるロブスタープレイスです。
茹でたてで熱々、ぶりんぶりんに噛み応えのあるロブスターを半分ずつ、黙々と食べる。最高。ロブスター大好き! こんなお父さんが欲しい!(映画宣伝CM)
醤油持っていったらよかったな。レモンと溶かしバターはくれるんですけど。こちらも次回の課題とします。

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[おつりにポーランドのコインが混ざってた]
持ち帰り用に寿司を買って、ついでにクラムを啜って、体力の限界がきたので帰って昼寝。

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[周りのお客さんにウケたパイナップルチャーハン]
2時間ぐらいで起床。お出かけしようかな~って言ってたあげものさんも寝ていた。
夕食に行ったのはチリ料理のRico Chelseaスペイン語スピーカーのお客さんが多く期待値高め。
混んでいたら対面にあるパンダエクスプレスへ……と相談していたんですが、半端な時間帯だったからかすぐ入れました。
セビーチェ、パイナップルのチャーハンとチキングリルのクォーターサイズを注文。
日本ではあまり食べない国の料理を探訪しにいこう! というテーマでしたが、なんだか懐かしい味がする。
ペルーには日系や中国系移民が多く、魚の生食(セビーチェなので〆ですが)や醤油味がなじんでいるらしい。
ただ量がドカ盛り。セビーチェって前菜じゃないの? 違うの? 電子レンジのターンテーブルくらいある皿に大量の魚と、オレンジ色のさつまいもをマッシュしたものがドーン! と出てきて笑っちゃった。

お皿を下げてもらうとき、セビーチェの汁が激しめにこぼれ、私とあげものさんのブーツにかかる。
実は別のテーブルでも同じことが起こっていて、一回同じ事態を見ているわけですから、こぼれるかも運転をしなかった私とあげものさんが悪い。ここはアメリカだから。
全然関係ないけど、海外の女性ってスパッツ1枚で活動することを恐れないよねという話をしていたら、来店したグループにスパッツ一体型ボディのキャッツアイスタイルの人がいて、Magic play is dancingだった。We get you。

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[実は仮面の内側にめっちゃチークついてる]
さて、楽しみにしていたSLEEP NO MOREです。
建物まるごとひとつを舞台として、各階で同時多発的に発生するストーリーを観客が追っていく、イマーシブ(没入)型舞台。ずっと来たかったので嬉しい。
3時間に渡って建物を上へ下へ走り回る必要があり、体力がないので終盤は休憩多めでしたが……
話の基となるマクベスは予習していったけど、ストーリーがわからなくてもどうにかなるし、台詞のほとんどない、コンテンポラリーダンス中心のショーなので、英語できなくてもなんとかなります。
足踏まれたりするので走りやすい靴と体温調節しやすい服で、めがねの人はできればコンタクトで(配布されるでかい仮面を装着しなければいけないので。めがねの上に仮面も可能だと思いますが)臨むのがよいと思います。

各階の地図はないので、自分の道選びのクセで同じ部屋ばっかり行っていた気がする。ショーが終わって退出するときに初めて見る部屋があったりして。
あげものさんとは意図的に別々で回ったから、答え合わせ的に自分の見たシーンを話し合うのが楽しかった。
私は魔女たちとマクベスのダンスシーンと、バンケットルームでのバンクォーと女性のダンスが印象に残っています。女性が男性を投げ飛ばしたり、振りこみたいに揺れる照明ぎりぎりを掠めるパドドゥがあったり、鍛えた人間の運動能力はすごいんだな……と思った。改めて感想書く予定。
興奮を引きずって3時ごろ就寝。