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おポエム申し上げます

1610台湾(10/2 台北)

朝ごはん代わりに昨日買ったふわふわパンを食べつつ予定を練る。

ホテルのインテリアがかわいくて長居したくなる。安い割にタオルも貸してくれるのでいいホテルだなと思います。

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[飲み物も買える]


10時前にホテルを出て、アニメイトへ。
台湾でわざわざ買わんでもって感じですけどクリアファイルと、台湾BLまんがを買う。読めずとも気持ちで伝わる、とか言いながら読んでみたら絵がついているおかげで結構わかるし、こういうカップリング好きだなっていうのばかりが収録されていて、私たちは台湾に生まれるべきだったのでは? とそれぞれ自問する。顔も中国系だし。


ナイスカップリング!のかけ声をしながら誠品生活へ行ったらまだ空いてなかったので、近くのvoodoo doughnutsに入る。(2017/02追記 閉店しています)
やばそうなやついきましょう、ということでベーコンメープルドーナツに挑戦したものの、甘しょっぱくて生地も軽くて意外とおいしい。

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[空飛ぶベーコンメープルドーナツ教]


誠品生活が開店したので入る。
本屋さんは軽く回って、下の台湾ドメブラであげものさんがわりといいお値段のワンピースを買うか迷っていたので唆して、お買い上げを見届ける。素敵な色味でよくお似合いでした。


狼茶に行ったものの特に食指が動かず、小上海でお昼。
炒飯とかお腹にたまる系はなくて、小籠包と麺が中心。小上海の横に蘇杭があるので、しっかり食べたい場合はそっちのほうがいいかもしれない。
小籠包、お上品~~な味がして、薄味好きなので小籠包ランキング上位に躍り出る。
他店と違って貝柱を出汁に使っているとのこと。

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[美しい茄子]

小菜の茄子、にんにくがきいてて美味しかった!
あげものさんにもう一皿取ってきていいですか!? って聞いたら「全部食べていいよ」って言われたので、ほぼひとりで食べた。
食べ終わって横にあるお茶屋さんでレモンティを買う。追加でタピオカも入れてもらう。
台湾はお茶が本当に安いのでうらやましい。タピオカ追加も含めて50元。


昨日とは違ってきれいめのマッサージ屋さんへ行く。
足裏のマッサージはオイルを使った施術のみで、全身マッサージは指圧もある。時間あたり1000元、オリーブオイルを使った施術で1200元、アロマオイルだと1500元。私は指圧、あげものさんはオイルマッサージ。
力加減もほどよくて、夢うつつで1時間とは思えないほどゆったり施術を受けたものの、自分の体がきしむ激しい音を聞いた気がする……

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[緑多きお店]


終わったあとは甘いお茶が出てくる。ミントティの気がするけどどうだろう。
あげものさんが無になっていて、「次どこいくんでしたっけ」って3回ぐらい言ってて心配になった。
ホテルの近くの服屋街で突如お洋服スイッチが入ったものの、昨日別の店で見た服が半値以下をつけてあって私も無になる。
パーティ用のドレスとか買う。値段はぴんきりで、私が買ったお店はワンピース1枚1800元くらい。
大体韓国製品なので、韓国の卸ビルに行ったほうがいいのでは? みたいな話をする。


あげものさんを残して夜便で帰国するため、ホテルに戻って荷物をまとめて、夕飯を食べに行く
豆のスープが有名なのでそれと、かぶとトマトのサラダと、マコモタケとフクロダケの炒め、ガイランの炒め、渡橋麺を頼む。
図らずも肉抜きのベジな感じに。
豆スープ、頂いた瞬間目がカッて開くくらいおいしかったです。食感ぷちぷちで、豆の甘みとチキンスープのすこし濃い目の塩味がほどよくて、小さいおわんに1杯ずつなんですが、取り分けされていなかったら奪い合いになっていたかもしれない。
どれも味つけがあっさりしていて、食べたあと苦しくなることもなく、胃弱の薄味好きに優しいお店でした。
デザートのかわり……ということで豆スープおかわりでしめる。

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[最高の豆スープ]


おいしすぎて写真をとる前に箸をつけてしまい、結局スープの写真しか残らず。
大人数で行ってもっといろいろ食べたかった! 鴨のからあげとかじゃがいもの炊きこみごはん~~
店員さんのほとんどとは完全に日本語で意思疎通可能です。店のマダムが着ていたワンピースが中国テイストでかわいかった。
カードはなぜかダイナースのみOKで、現金を使い果たしていたのであげものさんに日本円で支払う。
ふたりで4000円ぐらいだった気がする。


台北駅にタクシーで移動。タクシーのBGM、大体台北の歌謡曲な中、クラシックかけてる車に初めて当たる。
高級感……とか言いつつバス乗り場へ。
台北駅って言うと電車駅で降りることになるから、空港バスの乗り場っていう中国語を覚えるのが急務だと思った。
覚えるまでは台北駅の新光三越に行ってもらうと道を渡るだけなのでよさそう。(2017/02追記 バス乗り場が移転しました。台北駅東三門で通じます)

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[世界の車窓から]


飛行機は定刻発定刻着で、深夜着だったけど休みを取りそびれたので翌日は気合で出社しました。
読んでいただいてありがとうございました。

1610台湾(10/1 台北)

台湾、飛行機で3hで行けてタクシーが安くて、夜歩いてもわりと安心な国。
日本語でいける場面も多いし、英語話せる人はもっと多い印象。
往復1万円しないくらいでチケットが取れたので、誰か合わせて来ませんかって言ったらあげものさん(仮名)が来てくれることになった。
1元=3.2円くらいのレート。


起きそびれるのが怖かったので成田空港の9hに前泊。近未来の刑務所って感じだった。
無事予定の時間に起きて搭乗手続き。預ける荷物もないので機械でちゃちゃっとチェックインを済ませて、朝ごはん食べて搭乗。

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[下手すぎる写真]


機内ではひたすら眠り続けてランディングの衝撃で起きた。
予定より20分近く早かったので、空港のフリーwifiであげものさんに連絡を入れてターミナルを移動する。
あげものさんとは現地集合で、偶然着く時間は同じだけど使う航空会社が別なので、着くターミナルも別だったのでした。
再演を待ち続けていた舞台の上演決定ニュースが来ていて、いても立ってもいられなくなりながら合流して入国。
到着と別ターミナルでも、預け荷物がなければ入国審査は受けられるみたいです。やたら混んでいた。


とりあえずホテル代こみで1万円替える。
台北、暑かった……32度ぐらいあって、この日は蒸したのもよくなく、どんどん口数が減る私とあげものさん。
バスも満員で二本ぐらい逃して消耗したので、大人パワーで台北駅即タクシーでホテルまで移動。
と言っても初乗り75元とかで、市内の西から東まで横断しても600円くらいに収まるので、ふたり以上のときだと電車とそこまで差もない。台北の地下鉄階段多いし。


ホテルに荷物を置いて、お昼を食べに明月湯包まで移動……したものの昼休みで閉まっていたので申し訳ない。
手天品でなつめと胡桃のお菓子(100元)と、ふわふわのパウンドケーキ(値段忘れた。おばあちゃんちで出てくるおやつ感)とパイナップルケーキ(1個35元)を買って、蘇杭へ。
テンションがあがりまくってしまい、大量注文してしまった。

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[うまし]


えびと豚と白菜の炒飯と、豆腐と卵のスープが特においしかった。
炒飯は掘っても掘ってもえびが出てきました。贅沢! 小籠包はあっさりめ。
湯葉と雪菜の春雨麺は豊かな公園の味がしました(個人の感想です)。

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[スープのピクルス百ページ]


はちきれかけながら隻連駅へ。
毎回お世話になっているどローカルの美容室でシャンプーしてもらう。行った前の日に移転していてちょっと探した。
隻連の2番出口を出て、出口を背に右手にある萬全街って細い通りを進んで、角ちかくにあるガラス張りのお店。
英語も日本語もかろうじて通じる……通じないかな……みたいなお店ですが、髪留めが使えなくなるくらいサラサラになる。
贅沢したいときは永康街の洒落こいたサロン(それでも3000円しない)、余計なサービスはいらねえという気分のときはこちら(150元)で使いわけています。
アトラクションか? という勢いの丸洗い。
愛想のいい犬がいてすごい触らせてくれた。

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[愛らしいからあげ]


犬とシャンプーのあとは迪化街で乾物を買う。

あげものさんが前に行ったお店を探してフラフラ歩いてみるものの、あげものさんがほとんどの店の前で「ここですたぶん」と言うので疑惑の目を向ける。
なんとかそれっぽい店を発見して、あげものさんはお茶を大量買いする。
私もつられてドライマンゴーとお茶を購入。隣にあったお店で漢方も買いました。
どっちのお店も日本語の上手い店員さんが接客してくれた。


寧夏夜市で蛙マークのレモンジュース(味のしないゼリー? 寒天? がいっぱい入っている)を買って、飲みながら駅に戻る途中のローカルマッサージに入る。
盲人の方が施術してくれるお店で、なんとなく日本語OK
私もあげものさんも頭肩コースをお願いしました。20分で200元。
おでことあごに手を添えられてユラユラ……と揺らされていたと思ったら、突然右に激しく倒されて骨がいまだかつて聞いたことのない音を立てる。
担当さん「リラーックス」
私「はい ゥアアーーーーッ」
右もあるということは左もあるということで、リラックスって言われてもって感じでキャインみたいな声が出て笑われました。
担当さん「イタクナイ シズカニ」
私「痛いです」
担当の方によって同じコースでもやりかたが違うみたいですが、あげものさんも痛かったみたいです。


終わった後は虚脱状態になったものの、上半身がとても軽い。施術していない下半身が重くて上手く同期がとれず、変な動きをしつつ服屋に移動。
日本で買った服とまったく同じ服が1000円くらいで売っていて動揺。
「最近ショートパンツに対するEDがひどくて」とか言いながら物色して、晩ごはんを食べに行く。

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[肉]


おしゃれ火鍋屋。台湾の広告マンみたいな人とかいた。
ひとりひとつの小鍋で、スープのベースと、肉と、〆に入れるものを選ぶと他の具材は勝手についてくる方式。
店員さんもにこやかで、おすすめの肉をいろいろ教えてくれました。
私は鴨であげものさんはイベリコ豚。スープは酸菜のにしました。
鴨はあっさりしていて甘くておいしかった。イベリコ豚は脂身多め。
肉が自慢なだけあって、入ってる肉団子とか皮が生地の餃子みたいなやつとかどれもおいしい。
昼食べすぎていなければもっと元気よく食べられたと思うんですが、ふたりとも最後のほうは無言で鍋をつつく。
ここの肉バッグが欲しかったので買えてとても嬉しい。

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[いかした肉バッグとおばけカップ]


ホテル近くのスタバに寄ってハロウィンのカップを買う。
戻って即沈没。

1608香港イタリア(8/27、8/28 ローマ→香港→日本)

帰国日。アヴェンティーノの丘に向かう予定で7時に起きる。
庭の戸の鍵穴をのぞくと、わりと距離のあるヴァチカンのクーポラがはめ絵のように見えるという厨二心をくすぐるお屋敷があって、前に行ったとききれいだなと思ったので数少ない観光目的地として予定していた。
ただ気がついたら駅のスーパーで1時間経過していたので諦める。
食材を買うのが好きすぎる母とその娘なので仕方ない。
母親は子連れで初めて海外に行ったとき、調味料を買いすぎて「あなたの国にはドレッシングがないのですか?」と聞かれた人なので、今回も追加でスーツケースを買っていた。


バスに乗ってフィウミチーノ空港へ。マルサラ通り沿いは空港バス一社なんだけど、反対側に行くと数社まとまったエリアがあって、値段も2ユーロくらい安いです。4ユーロで1時間くらい。
タックスリファンド窓口、書類を束持ちしている人が多かったのと、たまたまマナーがあまりよくない感じの集団が重なっていたので(大声でキレてたり、書類が足らないって言ってるのに英語が通じなくてやたら時間がかかっていた)、疲れきっていた窓口のおじさんが私たちのパスポートを見て「ジャパニーズ!!」ってニコニコしながら大声出して笑ってしまった。
おじさんは突然陽気になって、「本当にジャパニーズだな? ジャマイカではないな?」とか謎のジョークをかましてきた。お疲れさまです。
手荷物検査も出国も30分くらいで終わった。
免税店流したら日本より香水が安かったので買う。アジアだと日本のほうが安いパターンばかりだったので嬉しい。

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香港まではハリーポッター読んで(読了! スネイプ先生は最高、トレローニ先生の攻撃とモリーさんVSベラトリクスが好き)、そのあとはほとんど寝てしまった。

ところで会社におみやげを買うのを忘れていた。というか、イタリアでうまく個包装のおやつを見つけられなかった。
行き先言ってないし、香港に行ったことにしようと思って、英記のクッキーにしました。マカオって書いてるけど。
前に買ったときにおいしかったのと、パッケージがかわいい。
中秋節前なのでいろいろな月餅が売ってて、スターウォーズのかわいい缶のセットを買うか迷ったけど、パッケージほしさにものを買うのはやめよう期間なので断念。
ポケモンしてたらカモネギが出た。やった~


日本までは4時間。トランジット長めの便もあったけど、あのまま湿度の高い香港をうろうろしたら月曜出勤で死んでたと思うので早め帰宅で正解だった。
13時前に日本に着いて、そのままがんばって起きて(1時間ぐらい昼寝したけど)、時差ぼけもなく夏の旅行おしまい。
読んでいただいてありがとうございました。

1608香港イタリア(8/26 フィレンツェ→ローマ)

ゆっくりめに起きて、サンタマリアノベッラ薬局に行った。行く度ちょっとずつ買い物しやすくなっていると思う。
10年ぐらい前に行ったときは、価格表なくていちいち口頭で値段聞いてたような気がする。日本語の一覧はあったかなあ。5年前は日本人の店員さんがいた。今回はタッチパネルの商品解説が置いてあったけど、日本語版は文字化けまくっていて何も読めなかった。
値上がりしたような気もするけど、日本価格の半分ぐらい。昔は3分の1ぐらいだったと思う。
クローゼットに吊るすルームフレグランスを買った。くらっとするぐらい薔薇のにおいがして、スーツケースにしまっておいたら服が全部同じにおいになっていた。


そのあとオープンに合わせて中央市場の2階にできたイートインコーナーに行った。
朝一すぎて(またこのパターン)人もまばらで、魚のコーナーは開いてなかった。
ズッキーニのラザニアとライスコロッケを食べた。
1階で茄子のラザニアとズッキーニのグリルのオイル漬け追加。ズッキーニ大好き。

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イルビゾンテに取りおきのバッグを引き取りに行く途中、どこだかわからない広場で食べたレモンとラズベリージェラートラズベリーが今回ベストジェラートだった。粒が残ってて味が濃い! フルーツ感が強かった。たぶん3ユーロ。
バスロータリーの入り口にあったことしか覚えてない。

日差しがきつくて母親が疲れてきていたので、2時間ほど別行動。
やたらお腹がすいて死にそうだったので、中央市場に引き返したら朝はなんだったの? というくらい混んでいた。
魚コーナーが開いていたのでサーモンカクテルと牡蠣をおやつにして、朝と同じ1階のお店でミートソースのタリアテッレと茄子のグリルのオイル漬けを食べた。
ワンプレートにしてもらうと6.5ユーロってびっくり安い。
電車で食べるようにシーフードミックスのフリットを買って、待ち合わせのホテルに戻った。
これが7ユーロなので1階の店の良心価格に震える。フリットも深い紙皿に山盛りだったのですけど。

フィレンツェの駅に行ったもののトイレが見つからなくて、探しに行った地下エリア(涼しいのでこっちで電車待ちするほうがいい)でなぜかまたジェラートを買ってしまう。またレモンとラズベリー。3.2ユーロだったかな? ここのラズベリーも濃くておいしかった。
駅のホールで追いジェラート。レモンとブルーベリーで、3.6ユーロだった。ベストレモン賞。酸味が他のお店より強めで、口がさっぱりした。


ローマテルミニ駅までは1時間半。翌日駅から空港バスに乗る予定だったので、駅近くのホテルにした。
小さい雑居ビルっぽいところにあって大丈夫か? って思ったけど、受付のおじさんが優しかったのと(母親がカウンターに置き忘れたイタリアンピーチを冷蔵庫にしまっててくれた)、軽い朝ごはんがついてて屋上のテラスで食べられたのがよかった。
立地もいいし、すごく安い。51ユーロ+市税ひとり3ユーロ。ただ、空港バス乗り場が駅挟んで反対側だったので、逆のエリアで取るほうが最終日は楽そう。

受付でレストランに予約入れてもらったら19時前なのに19時半しか席が空いてなくて慌ててバスに乗る。
メトロとバスの24時間券(7ユーロ)を買ったけど、結局レストラン往復しか乗らなかったのでもったいなかった~
バス、アナウンスがないのでルートマップをもらったほうがよかった。もらい忘れて結構乗り過ごした。

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レストランは満席。
出てくるものみんな凝った見た目で、食材の合わせも珍しくて都会だ!と思った。写真は茄子とマンゴーの温かいサラダ。牛肉のカルパッチョ、肉の力を感じた。

カルボナーラはすごくアルデンテだった。細めのうどんぐらいの太麺だったのでしかたないのでしょうか。
食後に出てきたビスケットのチョコがけが気が遠くなるほど甘かった。
コーヒーと一緒に食べたらちょうどいいのでしょうか……コーヒー飲めないのでくらくらしながら食べおわる。

1608香港イタリア(8/25 ベネチア→フィレンツェ)

朝からサンマルコ広場に向かう。魚市場も寄ったけど、朝早かったせいか普通に鮮魚が売っているだけだった。野菜も大きいものが安かったので、次はキッチンつきのホテルで料理しながら滞在したい。
近くのパン屋さんでパンとケーキを食べているうちに目が覚めてくる。
グランカナルを下って、サンマルコ広場についたら寺院と鐘楼に入るために人がたくさん並んでいた。

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私も母も観光地にあまり興味を持っていないので、広場を軽く流して、たぶんため息の橋かな? というところを見て、探してあったレストランへ。

えびとズッキーニのフリッターも、手長えびと茄子のタリアテッレもいわしのオイルマリネも全部夢のようにおいしかった……
フリッター、衣の厚めなてんぷらが好きなので、さくフワで好みど真ん中だった。ちょっとにんにくの味がするのもよい。
タリアテッレは味の表現をしようがない……おいしさで殴られたような……茄子のペーストだったのかな? えびが丸ごとゴロリと入っていて無心で食べてしまった。

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いわしはレモンの味がしてやわらかくて、骨がほとんどなかったけどどうやって作っているのでしょう。アヒージョみたいな?
ふたりで一皿ずつにしたけど、パスタはひとり一皿でもよかったかも。食べ終わったら結構お腹いっぱいだったけど、トマトソース系も食べたかった。何を食べてもアタリのお店だと思う。
このお店のためにベネチアに行ってもいいくらいだし、観光地なのに値段もお手ごろだった。店員さんも明るくて気持ちいい。


歩いてホテルに戻って、フィレンツェ行きの電車に乗る。
駅のGROMでジェラートを買う。ラズベリーとレモン。GROMのラズベリーは軽め。
そういえばベネチアでホームレスは見なかった。小銭せびってくる人はいたけど。
完璧に観光地だと住み辛いのかも。たまたま見なかっただけだったのでしょうか。

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フィレンツェまでは2時間。ホテルはサンタマリアノベッラ薬局の目の前で、70ユーロ+市税がひとり2ユーロ。
ついてすぐにお買い物に出る。
母親が化粧水を買いに行った後はイルビゾンテの本店へ。
お店が広くて、セールエリアもあった。日本価格より1万円ぐらい安いのでは。
グレー系の革ものが欲しかったんだけど気に入る形のものがなくて、ブルーグレーのバッグとショッキングピンクのお財布を買った。
母親はピスタチオ色のトートを買っていた。余った革を使っているので安いけど、入ったらすぐになくなってしまいますとのこと。店員さんに日本の方がいらして、買い物しやすかった。

お店を出てポンテベッキオに向かう。橋のたもとの手袋やさんで昔買ったのと同型で違う色のものを買う。

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フィレンツェは町全体が蜂蜜色をしている。ベネチアはピンクベージュ中心。
ポンテベッキオはめちゃくちゃ混んでいたけど、川が好きなのでしばらく橋の上で休憩して、イータリー(おしゃれスーパー)で夕飯の買い物。
ミックス野菜のサラダと茹でた白菜みたいなのと、イタリアンピーチと生ハムとジェラートを買って、ホテルに戻る。
ジェラートはレモンとイチゴ。この旅一番のあっさり味でした。

海外に行くと野菜が足りなくなりがちだから、山のように食べられてよかったけど、日本みたいに小分けのドレッシングとか売ってない(と思う)。ハムの塩気で食べる。
白菜は持っていってたインスタント赤だしの粉をかけたらおいしかった。出汁は最高。
イタリアンピーチ、すももより甘くてほどよい酸っぱさで、小さいりんごくらいのサイズなので食べでもあった。

母親はイータリーのプラスチックパックが気に入ったらしくて日本に持って帰っていた。
そういうことをするので、うちの棚にはプラスチックパックの墓場みたいなところがある。