しづ心なくインターネット

おポエム申し上げます

1908台湾フランスイタリア(8/11 パリ)

郊外のアウトレット、ラ・ヴァレ・ヴィラージュに行く。初日に購入した電車乗り放題チケットの範囲内なのですが、JCBカードシャトルバス無料のキャンペーンをやっていたのでそれで。
マックスマーラのコートがすごく安くなっていてかわいかったんだけど、サイズが大きくててるてる坊主状態になったので残念ながら収穫なし。
冷えこむわ、特にぴんとくるものもないわで、避寒に入った隣のモールの巨大スーパーのほうがテンション上がったという話です。
世界各地の食品が集められたエリアがあって、モロッコの調味料ハリッサを買いました。お値段なんと1ユーロ。デパートでは8ユーロからだったのですが?
ハリッサはとうがらしとにんにくを発酵させたもの。辛さはほとんどなくコクが出るので、炒めものや雑炊に添えて楽しんでいます。今ネットで調べたらぴりりと辛いと書いてあったので、私が買ったものは劣化しているなどで、本当は辛いのかもしれません。わからない。
お茶が大量にあるので、ある程度消費するまで買わない誓いを立ててきたのですが、クスミティーにアナスタシアのホワイトティー版があり、買ってしまった。

消化不良でパリ市内に戻って、デパートへ。
アウトレットでお買い物をしなかったし、エルメスでスカーフを1枚買おう、パリに来るたび増やすんだいと思ってギャラリーラファイエットに行ったら、デパートでは服飾品を扱っていません、路面店は日曜日休みですとすげなく言われてしまう。
月曜早朝帰国のみなさん、私と同じ過ちをなさいませんよう。

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[マレ四景]
母親がホテルに帰るというので、私はマレ経由でコンフィチュールパリジェンヌのアトリエに行ってみる。ものの、夏休み中でショック死。ボトルがかわいく、フレーバーの組み合わせにオリジナリティがあって、ぜひとも試してみたかったのでした。シャンパンとバラとか、フランボワーズとすみれとか、もろコッポラ娘のマリーアントワネットの世界観でたまらないものがあった……のに……まあ休みなものはしゃーない。
バス待ちしていたら、テンションの高いおじさんに話しかけられる。しばらくバスが来ないから駅まで歩いたほうがいいよ、自分も行くから案内するよ! とのこと。
風体は身奇麗だけどアルコールの匂いがするし、フランス語わからないんですけど! って言ってもフランス語で話し続けるし、わりと怖かった。単なる親切だったんだと思うんですが、嫌だったんだし、もっときちんと断るべきだったな。人通りが多い場所だったのでそのまま歩いてしまった。
以前の訪仏では道案内してくれた人とメールアドレスを交換したら全裸の写真が送られてきた事案もあり、パリでの道案内は私にとって鬼門なのかもしれない。全裸の写真を送るな。

無事おじさんと別れてオペラに戻る。夕飯はお惣菜で済ませようかと話していたので、トルコ料理のデリで少し買って、オペラのモノプリでエコバッグとバターとロブションのクックドミールを揃えて、でじゃあ帰りましょうというところで、母親からごはんを食べに行きたい旨連絡が……そういうこともある。

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[タイムスリップ気分]
母親リクエストのお店は、アールヌーヴォーな内装が美しい大衆食堂、ブイヨン・シャルティエ・モンパルナス。オーダーは紙のテーブルクロスに直接書きこまれる昔ながらの方式です。
選んだメニューはキャロットラペとえびとアボカドのマヨネーズディップ、定番のウフマヨネーズを前菜に、私はステーキで母親は鴨のコンフィ。
肉おいしい……けどかっっったい。顎を鍛えた。メインは10ユーロ、サイドは1ユーロからというファミレス以下プライスなのでやむなし。店員さんもチャーミングで、なによりパリの外ごはんでこのお値段はなかなかありません。高コスパで満足。

翌朝の空港移動に向けてパッキング。アウトレットでの戦果が0件だったので、余裕で終わったのが嬉しくもあり、悲しくもあり。