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おポエム申し上げます

1908台湾フランスイタリア(8/7 パリ)

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[名前を覚えられないdog]
パリに戻ってきて荷物を引き取り、ホテルへ移動。
翌朝また電車移動なので、駅近くでインテリアがかわいいという理由で決めたんですが、モジャ犬がいて最高だった。名前は発音が難しくて覚えられず。
愛想を振りまくタイプの犬ではなかったんですが、人慣れしていて撫でOKだったのでしばらく撫でさせてもらう。毛が絡まりあい、謎の湿り気があり、外に出かけて戻ってきたら枯葉をつけていたり、モサモサでチャーミングな犬でした。

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[異国感in異国]
前日からパリに来ていた母親と合流して、お昼ごはんはモロッコ料理を食べにグランド・モスケ・ド・パリへ。白い壁に緑の屋根のモスクが青空に映える。そしてレストランは木がモサモサ繁った庭にあるのでした。最高だな。
数年前にモロッコへ行って以来、ずっとタジンが食べたかったので嬉しい。レモンと鶏肉のタジン、ハリラスープにシャクシューカをオーダーしました。
ハリラはなんとも説明しがたい……メリハリなくボワ~っとした風味でとろみがあって、トマトベースと言われればそうなんだけど、ほのかにレンズ豆のニュアンスを感じる謎めいた味つけなんですが、レモンを絞って飲んでいるうちに止まらなくなっていく不思議なスープ。
シャクシューカ、私はベルベルオムレツって教えられたんですけど、オムレツではないよな。どちらかというと目玉焼きです。目玉焼きオントマトソースオリーブ添え。
ふたりともお腹が空きすぎていて無言のまま、タジンのスープをピタパンとクスクスに限界まで吸わせて完食。ヨーロッパで食べる野菜は味にパンチがあり、おいしい。

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[テーブルかわいすぎ]
ミントティー飲んでたら突如バッタが現れて怖かった。ヒャーヒャー言ってたら隣の席の家族連れの強そうなパパがつまんで放逐してくれて、平穏が戻りました。屋外だからね〜

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[この船を漕いでゆけ]
食後はパリ郊外のルイヴィトン財団美術館に行く。
ガラスの大きい船みたいな作りで、有事の際は飛びそう。建築自体を好きになってしまって、ずっといたかった。

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 [チル度高杉晋作]
中庭はコンクリート敷きで、階段状の滝が流れて広い池になっている。不思議と包容力を感じる建物でした。無機物と結婚することになったらこの美術館にプロポーズしようかな。

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[クッチャクチャのスケッチ]
設計から完成までの流れの解説コーナーがあったんですが、クッチャクチャのスケッチから始まっていておもしろかった。
屋上庭園で風に吹かれながらしばし呆然とする。空がとことん青くて広くて、芝生はつやつやのグリーンで、風が乾いていて、ヨーロッパの夏のいいところ全部盛りみたいな時間で最高。

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[これ家にあったら嬉しい]
母親は別行動だったんですが、公園のバラ園を見に行ったり楽しんだようです。よかったな。

駅前のスーパーと、ホテル近くのアジアンショップで夕飯の買いものをしてホテルで食べる。
20セントのショッピングバッグをケチって買わずに自分のバッグへ入れたら、シールが甘かったオイル漬けの液が漏れてびたびたになってとても萎えた。でもおいしいオイル漬けだった。

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[ヤオウフ(鼻から息を抜く)]
海外のヨーグルトは味が濃いものが多くて好きで、フルーツヨーグルトをよく買うんですが、このメーカーのもの、おいしかったです! フレーバーもいろいろで、コレクター的喜びがある。

9時半頃まで明るいので、時計見るたびもうこんな時間!? ってなって感覚が狂う。次の日は早朝移動なので、バッグの油染みを取りつつ早めに就寝です。

1908台湾フランスイタリア(8/6 ベネチア→フィレンツェ→ミラノ)

フランスイタリア間の夜行電車の最下段のベッド、シート部分が壁に向かって斜めになっていて、目が覚めるたびに壁の隙間にはまりこんでいてウケる。
寝て起きて……を繰り返したら冷房のせいで微妙に風邪を引いていた。
同室の人はミラノで下りたのか、目が覚めたらもういなくて、身支度しながら朝ごはんを食べる。前日に食べきれなかったパンオレザン、これも手のひらに収まるミニマムさで、フルサイズだと甘いのでちょうどいいくらい。
そういえば食堂車に行かなかった。もったいない。

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[ゴンドリエの制服はボーダーシャツがかわいい]
海の上を渡ってヴェネチアに到着! イタリア、駅トイレが有料。
水上ボート券は買わず、歩いて散策する。

前回行ったレストラン、開店時間にお邪魔したらキッチンが12時からだから料理はまだ出せないよと言われて、一旦お店を出る。
google mapの開店時間には11時って書いてあるんだけど、それはバー部分だけのよう。そういえば前も同じことを聞いた気がする!
次の電車、1時と2時で迷って2時にしたんだけど、大セーフだった……ここのごはんを食べるためにヴェネツィアまで来たんだよ!
旅行記は詳細に書いておきましょう(自省)。

1時間散歩して待つものの、暑くてじわじわ体力が削られていく。
というわけでこの旅行初ジェラートで涼を取ります。susoというジェラート屋さんでレモンとマンゴーのダブル。レモンおいしかったな~。
レストランへ戻ってきて、スカンピのトマトパスタと野菜の前菜盛り合わせを頼みました。体調がよかったらもっといけたはず。フリットとか食べたかった。
ゴンドリエの人がお昼を食べに来ていた。地元感。写真撮ってもらえばよかった。

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[2ユーロお手軽旅情]
食後のジェラートタイムはピスタチオと桃。桃、果物そのもので~~~すという味だった。
渡しゴンドラは2ユーロ。飾りは一切ついてない実直な感じのゴンドラで、運河を5分程度横断するだけなんですが、それでも充分楽しいです。
乗り合わせたおじさんが一緒に写真を撮るぞ!! って撮ってくれたので、ピン写真もお願いしたんですが、逆光とむくみと元素材のあわせ技で絶句するほどブスだった。封印。

若干迷ったので早歩きしつつ駅に戻って、次はフィレンツェ
一日でヴェネチアフィレンツェ→ミラノを回るストロングプランを組んでしまったのです。街の間の移動時間が2時間程度で、それぞれ交通費4000円くらいなのでできた力技。
電車内で昼寝。

フィレンツェは4時ごろ到着から3時間程度の駆け足自由時間。
日が傾いてくると、街全体がハニーゴールドになるのが好き。

サンタマリアノヴェッラ薬局でワックスタブレットイルビゾンテで首かけのカードホルダーを買う。
そしてスーパーでお買いもの。ローズウォーターが2ユーロ、ドライポルチーニも買ってご満悦。
フィレンツェ発祥のMARVISの歯磨き粉は、ギャラリーラファイエットでチェックしたとき大サイズ8ユーロだったのが、フィレンツェでは小サイズ1ユーロ。YES!
ちなみにパリでMARVISを手に入れるのであれば、激安ドラッグストアのCitypharmaがおすすめです。小サイズ2ユーロ、大サイズもベーシックなフレーバーなら5ユーロ台でした。

ジェラートチャレンジフィレンツェ編。本命のお店Vivoliに向かう途中、前回フィレンツェに行ったときの記録に書いたジェラート屋はここだったかも? というお店があったので買ったけどたぶん違うな。
Vivoliは本当に混んでいた。大混雑の中、うまく人波を縫って店員さんにアピール。
それだけあっておいしかったですね。

中央市場で何か食べようかなと思ったのですが、暑さMAXでもはや食べる元気もなくなってしまった。駅中のVentiでプラムといちごのジェラートを啜りつつ電車待ち。

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[ナイスファイト]
ジェラートチャレンジは5個で完。
どれもおいしく甲乙つけがたいのですが、好みで言うとsusoとVivoliがW受賞です。
ピスタチオ・キャラメル・チョコ部門だとまた変わってくるんでしょうけど、私はフルーツ専門です。今度はもっと本腰を入れてジェラート屋めぐりをしたいですね。

そして案の定電車が遅れる。余裕を見たスケジュールにしておいて本当によかった……
ミラノ駅は駅周辺の治安があまりよくないとのことだったので、駅中のベンチで待ち、しっとりと汗をかく。22時以降お店も閉まっていて、かなり無だった。
ようやく乗れたパリ行きはパリ発と違って、コンパートメントがほぼ全部埋まっていたし、コンパートメント内で結構な深夜まで通話している人がいて強い。ヨーロピアンパワースタイル。

あっつくてどんどん体力ゲージが減っていき、写真もほぼ撮っておらずのイタリアでした。詰め込みはよくない。

1908台湾フランスイタリア(8/5 パリ)

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[エバー航空、食器がかわいかった~]
朝ごはんのオムレツがフクフクでおいしかった。パリ到着。
ATMでお金を下ろしたり荷物詰め替えたりしたら2時間くらい経っていた。最近は両替じゃなくて海外キャッシングにしています。
空港駅で1週間用の乗り放題交通チケットを買う。27ユーロくらい。1週間=購入日から7日間ではなく、その週の月曜日から日曜日までというルールなの、フランスっぽ~い。知らんけど。
乗り放題チケットはオペラ発着の空港バスでも使えて(モンパルナス発着は×)、バスが片道12ユーロなので、週内で空港往復できるならとてもお得です。

JCBプラザラウンジでは、JCBカードを持っていると荷物を預かってもらえるのでとても助かりました。
道中でカップルがすごいチューしてて、街中ですごいチューしよる……と思った。
スーツケースを置かせてもらって、絶対フォーが食べたくてPho14に行く。海外で食べるフォーは謎においしい。

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[生肉は最高]
20分くらい並んで、半生の牛肉のフォーを食べた。スープのうまみがすごい。
日本では食べようと思わないのに、フォーになると絶対入れたいもの、生もやし。ミントも爆入れスタイル。
チップを置くのを忘れかけて、急いで出すと、無表情だった店員さんが初めてにっこりしてくれる。
チップ、ヨーロッパとアメリカでルールが違いすぎてわけがわからなくなる。払うのはやぶさかでないので最初から会計に含めておいてくれ~。

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[スーパーの超おしゃれなイートインスペース]
2大デパートのプランタンとギャラリーラファイエットをぶらぶらとしてから、スーツケースを引き取り、また預けにいきます。
この日はパリに泊まらずThelloという夜行列車でイタリアに行く予定で、しかし次の夜にはまた夜行に乗るので、手持ちを小さいボストンだけにして身軽に。nannybagというサービスで2泊預けて12ユーロ。海外、コインロッカーがあまりなかったり、あっても割高だったりするので、預かりサービスが発達しているのがありがたいです。
本当はイギリスに行く予定だったんだけど、飛行機の予約をモタモタしていたら値段が倍になったゆえの行き先変更。
夜行電車もギリギリにチケットを取ったのですが、それでも往復200ユーロ切っていたのでよしとしました。

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[ままごと感]
スーパーとエリックカイザーで調達した夕飯。
夏のスペイン旅行時に血と入れ替わる勢いで飲んだガスパチョ、今回の旅行でもたびたび飲みました。
苦手なんですがガスパチョでは存在感出しておいてほしい野菜、きゅうり。でも海外の巨大きゅうりでないとあの味にはならないと思われる。
孫悟空に出てくる桃であるところのフラットピーチは夏だけの楽しみです。食べやすいサイズでひとつ40セントくらい。皮むいたほうがいいだろうけど、別にそのままでも。味がぎゅっと濃くて、果肉が密なので齧って食べられるのがお手軽。
野菜・果物の量り売り制度、日本でも始まらないものか。

私ともうひとりの女性でコンパートメント独占で、圧迫感もなくてよかった。
眠くて9時ごろ気絶して、夜中にトイレに行きたくて起きたんですが、寝ている間にかけていてくれたインロックの開け方がわからなくて尊厳の危機でした。わりとギリギリで開けて、早歩きでトイレへ行った。尊厳を失わずに済んでよかった。国際問題やぞ。

1908台湾フランスイタリア(8/3・8/4 台北)

【8/3】
日中は旅行用の買いものをして、22時すぎの便で台北へ出発。1時間遅れて無。

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[ゾンビとか出そう]
関空はゲートまでシャトルで移動するのですが、シャトルを使わない通路を発見して潜入してみたら誰もいなくて異世界感強かった。
機内ではひたすら寝ていました。座った瞬間入眠。到着タイミングで起きる。

台北駅の地下道は深夜入れなくなり、駅前の大きい道を横断しづらい。横断歩道の数が少ないので。
大回りしなくていいように、横断歩道の近く(三越のあたりにあります)のホステルの中から決めたのがCavemen Hostel
レイトチェックインは連絡してくださいという案内があったので、私はあなたのホステルに泊まる予定で~飛行機が深夜着で~問題がなければ~みたいな長々したメッセージを送ったら、「ok」だけ返ってきて最高だった。ピリオドすらない。
メッセージのシンプルさとは反対に、フロントのスタッフさんは夜中なのににこにこしていて、丁寧に案内をしてくれた。
隅々まで綺麗! とは言えなかったですが、夜を越すだけならまあ、という感じ。

【8/4】
荷物は台北駅のロッカーに投入して、深夜のフライトまで街歩き。
ロッカー、空港MRTの近くにあるんですが、1時間30元だったかな? 割高なので、長時間ならMRT近く以外のロッカーに預けるほうがいいと思います。3時間30元でした。

そして朝ごはん。何度か行っている鉄板焼きサンドイッチのお店、扶旺號でのお目当ては餅入りのサンドイッチ。毎回タイミングを逃していて食べられずだったので。
注文したら、今はモーニングタイムだから甘い系のサンドイッチができるのはあと30分後、というようなことを言われた気がするのですが(ホームページで注文可能時間まで調べたのになぜ……)、代わりをどれにするか悩んでいたら注文オッケーにしてくれた。台湾の人優しい。LOVE。

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[のびーる]
周辺を散歩して待つこと10分ほど、餅とピーナッツクリームのサンドイッチはクリームがクランチタイプでザクザク感あっておいしかったです。

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[風で揺れるの見ながらぼーっとした]
お昼行くお店は決めていたんですが、オープンまで時間があったので誠品書店敦南店に行く。
紙を数字型に切り抜いてつるしてあるオブジェをインスタで見て、きれいだな~と思って。きれいでした。
台湾の本の装丁好きだな。お客さんは床や階段に座って本読んでいてとても自由。

ランチは時寓。というお店で牛肉麺を頂きます。f:id:sueshee:20191027205846j:plain
[ガラスのストロー、いいですね]
古い住宅を改装した店内は人のおうちの気配があってリラックスムード。手作りの果実酒やクラシックな家具、掛け時計がディスプレイされていて、おばあちゃんちみたいな感じです。暑い中歩いて入店したのもあって、しっとり暗めで落ち着く雰囲気。
休日セットは麺+日替わりドリンクで300NTD。平日は一品おかずがつくセットも選べるよう。
店員さん? 店長さん? が日本語ペラペラで、メニューを日本語で説明してくれてありがたい。

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[肉がとろとろ]
プレーンな牛肉麺にしました。ドリンクはドラゴンフルーツはちみつレモネード、激しいカラーリングですがドラゴンフルーツは味に主張がないので、ベーシックなレモネードの爽やかな風味。
スパイスの風味が弱めの牛肉麺で、八角苦手でも口に合いやすいと思います。次はトマト牛肉麺を注文したい。

時寓。を出た足で果果へ。フルーツを使ったメニューが豊富なカフェです。
アメリカンチェリーのプリンを注文。メニューには載っていなかったのでインスタの写真を見せたら出せるよ~とのことでよかった。

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[どこから撮っても映え]
味もよいながら、内装からデザートからとにかくフォトジェニック。日本だと、写真とかええのんで……ってスカしがちなんですけど、台北というかアジア圏では結構皆さん年齢問わず写真撮ってるんで、では私も僭越ながら……って撮影タイムを設けてしまう。流されやすいタイプです。

混んできたのでお店を出て、寧夏夜市の近くにある按摩のお店で施術を受ける。相変わらず痛いけど安い。首肩30分200元。

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[パクチーどか盛りでお願いします]
夜市で麺線。前回どうしても見つけられなくて、閉店を疑ったのですがちゃんと存在していました! 里長伯の麺線は、とろみとかつおの風味が他のお店より強い気がする。もつと牡蠣が両方入っていてお得です。臭豆腐扱っている店なので、臭いにエンッてなるんですけど、エンッてなったあとまた嗅ぎたくなるの、あれはなんなんだろう。
蛙マークのお店で買った愛玉檸檬片手に、隻連駅近くのローカルな美容室でシャンプーしてもらう。空港移動前にさっぱりした。200元なので相場より100元程度安くておすすめです。昔の記事見直したら50元値上がりしているな。
手技は荒いが謎にサラサラになる。若めのスタッフさんじゃないと英語通じないかも。

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[夏って感じ]
夕焼けがきれいで夢っぽくてハッピーだった。

空港では無料シャワールームを使ってみる。
私は汗を流したくらいなのですが、清掃まめに入っているみたいだし、ドライヤーもあるし、着替えエリア広めだしで使いやすかった。タオルはありません。とっても清潔! という感じではないのでビーサン必携。
深夜発の飛行機でパリへ。おいしいと噂の機内食を食べ逃し、またひたすら寝ていた。
旅行前に転勤引継ぎと引越しを入れるのは明らかに無茶です。転勤引継ぎと引越し直後に旅行の日程を組むのは馬鹿だとも言う。

1908福岡食べ倒れ(08/24・08/25博多・小倉 )

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[その場で作ってくれる]
初日は夕方便で伊丹→博多。小一時間のフライトなので、乗って一瞬目をつぶったつもりが着陸態勢に入っていてびっくりする。
空港は採光の多く開けた感じ。雰囲気が羽田に似ています。
さっそく伊都きんぐであまゴリスムージーを買って移動しながら飲む。圧倒的ストロベリーです。

在住の知人と待ち合わせしていた天神駅でパルコに入る。流れるように小皿(パルコとディズニーコラボの、てらおかなつみさんのイラストのもの)を買ってしまった。
夕飯はじゃこくじらで。海鮮イタリアンのお店です。
盛りのいい貝の酒蒸しにうにいくら乗せのカルパッチョはお手ごろ価格、カプレーゼは油揚げに包まれていて和洋折衷で面白い。イタリアン風のごまさば、オリーブオイルの合わせが意外でおいしかった。
うにクリームパスタでしめたあとはブルックリンダイナーでお茶。

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[旅情かよ~]
知人とお別れしたあと、うどんを食べたいな~と思って散歩がてら出かけた一慶は、なんと新店舗開業の手伝いでクローズしていたのでした……
あきらめきれず新店舗のほうにも行ってみたのですが、うどん単体ではおいていないとのことで悲しみの退散。
道中は雰囲気のいいバーや飲み屋さんがたくさんあって、お酒が飲めたらな~と何百回か思ったことを改めて思う。いいの、お酒が飲めたらエンゲル係数がどえらいことになっていたはずだから。すっぱいぶどうです。
お着物を渋く着こなしたお姉さんたちが多かった。と思えば直球の風俗店もあり、北新地とすすきのを混ぜたようだなあと思いながら川べりを散策。
大きな川がある街、無性に心惹かれます。食べものがおいしくてほどよく都会というのもいいなあ。面白い博物館や美術館もあるし、いい街だなあ、博多、いつでも転勤OKです、という気持ちになりました。
24h営業のスーパーで、あごだしと九州しょうゆを買いこんでホステルに戻る。
ナインアワーズがあるのも素晴らしい。直前割で3000円くらいで泊まれたのでした。

2日目。三井ガーデンホテル福岡祇園の朝食ビュッフェがいい感じとのことで、20分ほど歩いてウォークイン。1800円。
そうしたら大変混んでいました。でも30分待ちくらいだったかな。
ひとり客に優しい目の前についたてのある席へ案内される。

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[食べたいものと写真映えの間で揺れた結果]
ふっくら仕上がったとりハム、味のしっかりしたお豆腐、甘めの刺身醤油で食べるお刺身に大好きな茄子のそぼろ煮、写真に写っていませんができたての茶碗蒸しなど、あっさり系のおかずが多くて胃弱フレンドリーな一膳。
もちろん味が濃いおかずも、バルミューダでトーストできるパンもありました。
店員さんがほどよくカジュアルな感じでよい。配膳台でおかずを選んでいる私のトレイに、パンナコッタをそっと載せてくれたりとか……突然のことで思わず笑った。
容積の都合でお米の食べ比べまでいけなかったのが残念だったな。前夜の雪辱戦でうどんは頂きました。
食後は温かい八女茶のほうじ茶でのんびり。

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[きれいな色]
小倉に用があり(このために急遽来たのでした)、電車移動です。
博多・小倉お買いもの往復きっぷという、特急のきっぷのほかに1000円分のお買い物券がもらえて3060円というお得なプランがあって、それを購入しました。
ハウステンボス行きの電車がエレガントで思わず撮影。
博多駅から小倉までは特急ソニックに乗って40分程度で行かれます。
ゴールデンゲートブリッジみたいな若戸大橋、工場群など車窓からの景色もよく、楽しい。
盆地にばかり住んできたので、山あいに組みこまれた家々が新鮮でしばらく眺める。これは大雨で土砂崩れが起こるのを心配することでしょうね、と思いました。

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[ピーマン入ってるの好きだ]
小倉駅は駅からモノレールのラインが突き出ていて、大きめ建築が好きなので静かに興奮。
急ぎ用事を済ませてとんぼ返りの前に、おすすめされたサンドイッチやさん・OCMでお昼を買う。
挟む具材を選べるタイプのお店で、2種類選ぶと高いほうの値段で据え置き。
朝ごはんが響いてお腹いっぱいだったので、軽いものをと思って生ハムのサンドイッチにしたら、厚切りの食パンにバーン!!! て野菜と生ハムが挟まっていてとてもボリューミーで呆然とした。
でも見た目のボリュームとは裏腹に、ふわっとしたパンと軽めのマヨネーズで胃に重くない。
食べきれなかったらどうしようという心配はどこへやら、帰りの電車内でぺろりでした。

博多駅に戻ってきて、お買い物券を使います。
伊都きんぐでいちごのわらび餅・あまびを買って使い切りのつもりが、いつの間にか券が使えるエリア外に出てきており、急遽1000円分の追加消費クエストが発生する。
めんべいの会社・福太郎で出しているTHE MENTAIというブランドの明太子は、瓶詰めで持て余さず食べ切れそうなサイズ。味見させてもらったゆずこしょう味がさわやかでよかったので買う。甘えび明太子もおいしかった。
筑紫もち、好きなんですよねえ……味も食感も。3個入りが自分用おみやげにちょうどいいのですが、割引券の関係上500円以上消費する必要があるので5個入りにしました。
ひよ子のやきもちは名前がかわいい。柑橘好きなので季節限定の甘夏みかん味。もっちり食感で美味。

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[博多も七夕は旧暦なんですか?]
中洲川端に地下鉄移動して、和菓子屋さんの鈴懸でなにかおやつを食べようと思ったら、15時台で当然大混雑。
パフェとかあんみつとかかき氷とか、おいしそうなメニューに心惹かれつつ、残り時間が減ってきたので持ち帰りにしました。
私は甘いものを量食べられないのですが、母親がすごい食べるのと、お茶をやっている人なので、造形も美しい季節の生菓子から睡蓮をお土産に、自分にはあんみつと、セルフで餡を詰められるもなか。
それでは&localsでおいなりさんを買って帰りましょう……とアクセスを調べたらなんと定休日。
全体的に間が悪すぎ~る。
でも落ちこんでいる場合ではない。大阪に店舗がないnoir de poupeeに駆けこんで指輪を増やす。増税前ですからね。仕方ないですね。

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[ロゴかわいい]
都心部から空港まで地下鉄で15分くらいというアクセスのよさも魅力です。
飛行機の出発が遅れていたのをいいことに、最後のおやつタイム。
ふくやの明太キッシュ、ホワイトソースに辛子明太子のぴりっと感が効いていておいしかった。めんたいソースじゃないのがくどくなくてよい。
かすたどんも1個から売っていて嬉しい。

帰りの飛行機も気がついたら寝ており、着陸まであと5分というところで目が覚めて、行き帰りともに移動した実感のないまま土日旅は終了。
近くておいしくいろいろ間が悪く、年内再訪を誓った博多・小倉の旅でした。
今度は水炊き・もつ鍋も食べたいし、アカデミックにも寄せたいな。