1901アメリカ（01/03 ニューヨーク）
[バスルームの窓から]
身体はくたくたなのに、2時間おきくらいに目が覚める。時差ぼけです、おめでとうございます。
明け方、ノック音が規則的なリズムで聞こえてきて不本意に起床。STOMPのキャストが住んでいるのか？
[透け感～]
チャイナタウンへ向かい、朝飲茶。
ゴールデンユニコーンレストラン、名前とWEBサイトのおしゃれさで選んだら、10年前にも来たお店でした。
イケてるサイトからは想像できないレトロな雰囲気の内装に見覚えがあり、脳がバグったかと思った。
[スタンプの意味とは]
おばさんがワゴンを押して回ってきて、食べたいものがあれば取ってもらう→レシートにスタンプを押してもらう式のお店。どこに押されるかはわからないのでドキドキしますね。
腸粉好きだな～えびがブリンブリンでよい。チャーハンとか炒めものとかも食べたかったんですが、キッチンが動いていない、なぜならディムサムタイムだから、と断られて残念。前回、五目あんかけチャーハンがおいしかった記憶がある。
でもサイトにディムサムタイムのクーポンがあって10%オフになったのでラッキー。
[連れてこられた彼氏や家族がソファーで虚無になっているのもよい]
私もあげものさんも寒い地から来たので、ニューヨークはいうほど寒く感じられず、チャイナタウン→Soho→チェルシーを歩いて散策するデーとした。
まずは動物実験フリー、SNSでの密なアプローチが人気のコスメブランド・Glossier.のリアル店舗へ。
お店の中はシックなピンク、フォトスポットが準備され、店員さんの制服はピンクのつなぎ、店員さんのipadからオーダーすると上階でパッキングされた商品がコンベアで降りてくるなど、映えすぎる要素がふんだんに詰めこまれているミレニアル世代直撃ショップでした。
[映え映えランドですわ]
眉マスカラ、リキッドアイシャドウ、クリームチークを買う。現金NGです。
ノベルティでもらった鏡、お店の鏡にもペイントされていた「YOU LOOK GOOD.」というフレーズが入っていて最高。I Look Good.という気持ちでやっていく。
[クリームチーズ感強め]
Eileen's Special Cheesecake、ひっきりなしにお客さんがやってくる小さめの店舗なので、店内で食べられるかはタイミング次第です。
私はチェリーチーズケーキと紅茶、あげものさんはエスプレッソチーズケーキ。
「アイリーンはどこ？」って店員さんが聞かれてて、あ～オーナーがアイリーンなんだ、で存命なんだと思ってたら、「去年末亡くなりました。いい人生だったと思いますよ」って……
しめやかな空気の中で食べたチーズケーキ、ベタな表現ですが、甘すぎずおいしかったです。日本のケーキの1.2倍甘ぐらい。
[最高のマフラー]
マークジェイコブス系列の本屋、bookmarc。
前回訪問時に買ったキーリング、10年使うとさすがにぼろぼろになってしまって、新調した。
気に入ったものはずっと持ち続けたいので、同じものが見つかってよかった。日本にも店舗あるけど。
[材料買って料理してもよかったな～]
チェルシーマーケットのSarabethで休憩。
フォーフラワージュースが好きなんですが、フォーフラワージュースってラベルしてあったボトルがふつうにオレンジジュースだった。お疲れで～す。
4ドル近くする「おジュース」を、やるせなさでごくごく飲みほすあげものさんと私。
[BUT FIRST, RAMEN]
早めの夕飯はE.A.Kラーメンにしました。そう、家系ラーメンのアメリカのすがた。
のりにスローガンがプリントされているんですが、下手コラみたいに見えますね。
海外でラーメン食べたの、グアムでふちが赤いチャーシューの乗ったインスタント麺を食べて以来なんですが、そのときとは比べようもなくおいしいラーメンでした。
一日冷えてからのラーメン、染みた。
あげものさんは部屋に戻り、私は母親に頼まれたキールズのホリデーコフレを探しに。
グレートマザーファースト精神なので、忠実に任務を実行してしまう悲しい性質。
でもね～WEBにはあるよ！ って書いてあるのにお店まで行ったら置いてないんだよね。ありがちな話だね。
戦果はなく、とぼとぼ帰りました。ここからニューヨーク滞在期間に渡る戦いが始まることを、まだこの時の私は知らない……
1901アメリカ（01/02 ニューヨーク）
新年明けまして初旅はニューヨーク。
年末は関西の実家に帰っていたので、大阪→東京→NYC→東京→今住んでいる札幌の変則移動です。
チケット、乗りたい便が売り切れていたり一日ずらせば安い？ など試行錯誤を繰り返したりしているうちにわけがわからなくなって、往復ANAのつもりが帰りUAを取っていた……ショック死。今回そういうのばっかりだ～
キャセイと迷ったけど、マイル貯めてるスタアラで。直行に乗るの、大人～という気持ちになるけど、地方住まいだと結局経由地を挟むことに変わりないんだよな。
[珍しく機内食の写真撮ってた]
元日に羽田で一泊、2日は眉カット行って、ごはんを食べて成田。
日系便は食事に大はずれがなくて安心する……機内ではヴェノムとSearchを見た。
インターネット接続に関してはSIMカードをamazonで買っておいた。現地で買うより安い。
前にアメリカ来たときのESTA切れてて取り直したので、入国審査はいっぱい時間かかるかなと思ったのですが、どうやらRETURN ESTAという制度が使えることを知る。
同じパスポートでESTAを使った記録があれば、対人ではなくキオスクという機械で審査をしてくれるとのこと。
ただJFKではアメリカパスポートか市民権がないとキオスク使えませんでした。怒。
まあ1時間くらいで荷物も受け取って外に出られたので……
両替は、現地合流する友達・あげものさん（仮名）からホテル代を現金でもらうのと、前回行ったときの残り分15ドルと、あとはクレカでいく算段なのでやりませんでした。
マンハッタンへは地下鉄で移動。車内で踊ってチップを求める人がいて、アメリカを感じる。
[Penn Station]
今回はコリアタウンの中にある部屋を借りました。民泊とレジデンス混合のビルみたいな感じだった。キッチンとちゃんとした冷蔵庫があるし、大きめのホテル近くなので夜も安心。
ホテルの高い国に行くときは日本人宿とか、サブレット（又貸し）を探します。今回は条件が合うところが見つけられなかったのですが、うまくいくと格安でホテルよりも快適なところを確保できるのでよい。
あげものさんは先についていたので部屋で合流。ふたりとも旅行の際の空腹を怖れているので、さまざまな食品を持ちこんだ結果お店やさんみたいになった。
そして今回の旅の目的はあげものさんと会うことがメインなので、ほぼ目達。ここからはゆるやかに消化試合です。
[チェッカーズの韓国語カバーを聞きながらプルコギを食べる]
1ブロック向こうの道はコリアウェイ。韓国コスメのロードショップあり、韓国系のコーヒーチェーンありで、ソウルの小さめの駅前ですよって言われても信じてしまいそう。
入った焼肉屋さん、Jongro BBQも東大門あたりにありそうな雰囲気で（ていうか名前が鐘路だし）、パンチャンがずらっと並ぶところも、味つけも韓国みが強く、韓国に来てしまった感あった。1旅行で2度おいしい。
支払いはレシートのバインダーにクレジットカードを2枚挟んでおくと、お店側で割り勘してくれるしくみをあげものさんが教えてくれて、便利～と思った。クレカと現金の組み合わせもOKでした。
食後は韓国系マートでお水を買う。キムチや薄切り肉、日本のシャンプーとかもあり、生活に困ることなさそう。
財布の中にシンガポールのコインが紛れていて、危うく詐欺を働くところでした。
値段とデータ量で選んだSIM。特に不満なし。
十二月記
いや速くない？ 1年。YO YO 気がついたら終了。
クリスマスパーティをしました。
私は焼き野菜とローストビーフ担当。ダム（仮名）さんが牡蠣のオイル漬けといものディップと豚汁と海鮮巻きを持ってきてくれて、オイル漬けのあまりでパスタ作ったりなどし、食べた。
「きのう何食べた？」に出てくる簡単ローストビーフが本当に簡単なので、漬けタレをアレンジして作っています。
今年はすりおろしたまねぎと赤ワインベース。余ったタレは野菜漬けたりスープにしたりで有効活用。練習したときはえごま漬けた。
プレゼント交換もしています。去年は完全にかぶった。ukaのネイルオイルかぶり。プレゼントにちょうどいいサイズと価格帯なのでやむなし。
今年は慎重に検討した結果、かぶりもなくお互い喜ばしい感じになってよかった。
パーティ前日は札幌での寿司納め。メリークリスマ寿司～
誕生日にもらった包丁、よく切れるし、私の名前が入っていてかっこいい。
刀剣乱舞だったらブラック本丸に連れて行かれた私さにわ（ミルクティ色の髪、目は緑かかった茶色で、誘拐同然にさにわになった17歳）のピンチにオリジナル刀剣男士として顕現してくれると思う、ありがとうとくれた友達に伝えたら、「でも名前が彫ってあるってことは自分が顕現するのでは？」って言われてゲーッと思った。やめろやめろ～秒で死ぬわ。
2018年のよかったことは大きい悪いことがなかったことと、やりたいように楽しくやれたことです。
やっちゃだめだと勝手に思っていた事象をいくつかやってみて、別にだめじゃなかったなと思ったので、今後もやっていく。
悪かったことは自分の機嫌ムラと意地悪さと出不精を実感したことでした。
一生かけて悪かったところを直していくしか……眉間にボトックス打ちまくると感情が失われるって本当ですか？ 喪失希望。
ていうか口周りにボトックスしたせいかあごフィラーのせいか加齢のせいかわかんないんですけど、口ゆるくなってて、ストローで吸うとかリップ塗ってんーパッてするとか下手になった気がする。
韓国にゆるくはまったのが今年のトピックで、去年スリルミー観にソウル行ったときの楽しかった記憶が遅効性で来た感じ。
もともとほとんど音楽聴かないんですけど、今年はKPOP好きになっていっぱい買ったな。IUから入ってEXIDへ……
2019年は韓国語勉強しようかな～と思っています。
今年一番聞いたのはHOT PINK、面白かった本はスタートボタンを押してください、よかった映画はオールユーニードイズキルとスリービルボード。今更感あるけどオールユーニードイズキルすごく心に残っています。Most Valuable Content 2018（自分内）。
映画版、ザ・ハリウッド改変なのにおさまりがよくて、原作版はもののあはれ・日本の美という感じで、どっちもよかった。
2019年もよい1年になりますように。
平日代休消化日記
注）君に届けのおもむろなネタバレを含みます。
友達と電話している途中で寝落ちして、8時に目が覚める。
9月から突然刀剣乱舞を始めて、毎日やっている。玉集めが佳境。8万玉集めて篭手切江を手に入れたら終わりにしようかなと思ってたんだけど、メンタル的に豊前江もいけそうな気がして、10万玉目指すことにした。*1
大太刀が続々カンストしているこのタイミングで極発表があったから、またカンスト目指せてヨッシャがある。大太刀はレベルアップが早い。
ようやく布団から出る。morimotoのゆきむしスフレハスカップ味を食べる。これはおいしい。買値180円をちょっと超える分のおいしさがあった。*2
食べ物のおいしさには、値段なり、値段以上、値段に達しないものがあると思う。人生は有限だから、閾値以上の食べものだけ口にするように注意を払っているし、値段以上においしい食べものに出会うと心底ハッピーな気持ちになる。
無印のビスク鍋の素がバズっていて、食べてみたくて買った。前の日隣駅のスーパーに寄ったのに牛乳を買い忘れて、最寄でわざわざコンビニに行ってまで作った。まあふつうにおいしい。ビスクスープ作るの大変だから、レトルトで作れるというのはいいことだと思う。かぶとブロッコリーとたらを入れた。かぶが最高においしい。冬だ。
いつの間にか雪が降り始めている。出かけるのはもう少ししてからにしようと思う。軟弱。
年末年始の帰省と旅行の準備をした。寒いところで出歩くためにカイロを詰めたり、旅行用の財布の中身をウォンからドルに入れ替えたり、変換プラグのA型を探してきたり。
中型のスーツケースとはいえ、今回も半面は空けていけそう。行きからスーツケースぱつぱつの人、帰りにおみやげが増えたらどうしているんだろうということに思いを馳せる。サブバッグとか？
作ったビスク鍋を白米にかけて昼ごはん。
裏起毛スキニーで外出。雪がすごい。裏起毛スキニーは強い。北国在住お墨つきです。札幌なのでまだ上の段階の寒さがあるとは思うけど……
郵便局で記帳、ゆうちょダイレクトのメールアドレスリセット、年賀状用のかわいい切手を買うなどをする。年賀状、まだ印刷どころかデザインもできていない。まずい。友達への近況報告用なので、年内に出す必要はべつにないのですが。
宝くじを買おうかなと思ったけど、オンラインで買えることがわかってやめた。クレカのポイントも貯まるし。
今年は10億円当たる気がする。毎年そう思ってる。10億もらったらすぐに仕事をやめて、とりあえずフォーシーズンズのプライベートジェットツアーに行きたい。1600万て。うける。
ステラプレイスの六鹿でペンギン堂のパフェが食べられることを知って以来通っている。ペンギン堂は夜しかやっていないので、昼間にパフェが食べられるのが嬉しい。
パイナップルと塩キャラメルのパフェを注文した。ソルベがパイナップル、ムースが塩キャラメル。パイナップル部分がよかった。酸味が好きなので。
人類はチョコバナナ方面が好きな人と、果物方面が好きな人に分けられると思っている。私は果物寄りの人です。
狸小路のスーパー銭湯に行く。キャンペーンで無料招待券をもらった。最近もらい運が高まっている。
まんがコーナーで君に届けを一気読み。風早と爽子はいいんだよ、あやねとケントとピンだよ、と思った。あやね、不倫道に突っこんでいきそうで心配。
くるみが振られたときピンが「男は好きな女がいても、告白された日は告白してきた女のことで頭がいっぱいになる」みたいな話をして、じゃああやねに告白された日はなんか思ったのかな……ピンは……という気持ちになった。男子高校生は、だっけ？ うろ覚え。
岩盤浴で発汗して、お風呂でスクラブまでフルコースやる。韓国行ったときアカスリミトン買おうと思って忘れてしまった。Davinesでもらったトリートメント、髪の毛が留まらないレベルでツルツルになった。
夕飯も食べて帰ることにする。食べながら読んだまんががいまいちで、わりと人気だったのに全然響かずだった。消化不良。
世間のウケと自分のウケがずれたとき、理由をきちんと分析したいなと思ってはいるのですが、内省が足りないせいかうまく言語化できない。もどかしい。
帰りにゆきむしスフレをまた買う。こぼれなくて食べやすいし好き。カロリー上等。年末の帰省みやげはこれにします。
宅配ピザを食べるときに思い出す気まずさのこと
計画外の外食をする・お惣菜を買ってくるという習慣がほとんどない家庭で育ったので、宅配ピザデビューもそれはそれは遅かった。
ピザというのは母親がパンを焼くときによりわけた生地で作る四角いやつで、CMや投函チラシで見る、完璧に丸くて、マヨネーズとかてりやきチキンとかが乗っているピザは、もはや別世界の食べ物みたいに思っていた。
めちゃくちゃおいしいんだろうな……ということは予感していて、でも小中学生のおこづかいで宅配ピザを頼むというのは不可能に近い。
当時のおこづかいはほとんど漫画に消えていた。ピザ1枚最低1500円。コミックスだったらだいたい4冊、古本屋で買ったら倍いける。購買でおやつも買いたいし、放課後マックでしゃべるためにジュース代も置いておかないといけない。おこづかいは月3000円（中学3年生当時）。
無理だ。おこづかいからピザは注文できない。悲しい方程式の完成。憧れの人ならぬ憧れのピザ。
ところで弊両親には10年近い戦争期間がある（今は講和条約が締結されました）。普段は冷戦で口もきかない状態、なにかのきっかけで大きめの戦闘勃発になるパターン。
何度目かの開戦で、夕飯を作る気をなくした母親がピザを注文した回がある。
人生初宅配ピザに中学生だった私と弟はかなり浮き足立った。大人になるまで食べられないと思っていた宅配ピザが今。
まあでも当然ながら、落ち着いては食べられず、味の記憶はあまり定かではない。
母親がすごく機嫌が悪かったことははっきり覚えているし、父親が鮮やかな青のフリースを着ていたことも写真を見るみたいに思い出せるのに。
その後実家ではついぞチャンスがなく、大学生になってサークルの同期の家でピザパーティをしたのが2回目の宅配ピザ体験だった。
大人になったので、ひとりでピザをオーダーすることもできる。
もっちりめのパン生地、ハーフアンドハーフのMサイズで、半面は大体ハワイアン、あと半面はそのときの気分だけど、野菜系かシーフード系を選ぶ。ハワイアン、苦手な人も多いですね。私はすごく好き。
固形チーズはあまり好きじゃないのに、ピザを覆っているメルトチーズは無性に食べたくなる。残業をがんばってへろへろになった日、電車に乗る前にピザとコーラを頼むことで家に帰る活力を出したりする。
部屋着で頬張るピザは気楽でおいしい。でも、重苦しい空気の中急いでピザを食べた日のことをふと思い出すことがあって、そういうとき少し気まずさが残る。
あの居心地悪い記憶を上書きするような気持ちで注文ボタンを押しているところがある。
